岡山県の重要文化財建造物 2017-12-14 現在 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
053 本蓮寺本堂 | 明応元年(1492) | 桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、本瓦葺葺 |
特徴等 |
本蓮寺は古来、瀬戸内海上交通の風待ち・潮待ちの港として栄えた牛窓の高台に位置する寺院で、朝鮮通信使の宿館として使われたことがあることから、境内は国の史跡に指定されている。 本堂は、本蓮寺の檀那であった石原氏の助力を受け、室町後期の明応元年(1492)に建造された。桁行五間・梁間五間で、正面中央一間に向拝をつけ、構造は寄棟造、本瓦葺である。木立に囲まれた境内の中で、隅棟が緩やかな曲線を描き、美しい姿を見せている。 参考資料:現地の説明板(瀬戸内市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁) 2018-3-26 |